横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京

BL東京
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試合結果

横浜キヤノンイーグルス 21 vs 28 東芝ブレイブルーパス東京

横浜キヤノンイーグルス 315kg / 870kg

東芝ブレイブルーパス東京 319kg / 858kg

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONEより

1st Scrum 1:15~

BL東京陣ゴール前5m、BL東京ボールのScrumです。

組み合った後、殆ど動かずボールアウトとなりました。

BL東京木村選手のセットアップが変わりました。

以前は、スクエア(両足を揃えたセットアップ)でしたが、スプリットにしています。

バインドしてから足を下げるため、持ち前の頭の位置に加えて、バインドで先手を取ることを意識しています。

足の下げ幅については、良い塩梅を模索している模様です。

対して横浜Eは、8人で真っ直ぐ押す事に拘ってきた印象です。

FW全員が膝を90°に曲げてセットしており、その溜めを使ってヒットでしっかりと伸び切れています。

ただ、組み合った地点で止まった事を考えると、BL東京を押し切るまでにはもう一歩足を詰めたかったですね。

膝が伸び切ったままだと、自分達の体重を相手に預けている状態です。

良いヒットをしても押し切れないのは、組み合った後に押し切る為の膝が残ってないからです。

BL東京側のフロントローが組み合った後ゴネていた所を考えると、溜めが出来てたらさらに圧力を掛けられています。

簡単に言ってますが、物凄く難しいんですけどね。

それでも、Scrumは拘れば結果が出る世界です。

Best Scrum 11:10〜

ハーフライン付近、BL東京ボールのScrumです。

組み合った後、横浜Eが外側に流れながら前に出てScrumが回転したため、ステップアウトの反則を取られました。

Scrumが回転して反則を取られるシーンは良くありますが、今回は分かりやすい例です。

ヒットは横浜Eがやや優勢でした。

ただ、BL東京のフロントローの姿勢が崩れておらず、完全に勝ち切れていません。

その状況から、横浜Eのフロントローが左側へ足を踏み出しながら前に出たため、反則を取られました。

この状況、一歩前に出てBL東京のFWを後ろに下げてから内側に行けばイリーガルホイールを貰えました。

回った後、BL東京のFWが圧力に負けて倒れており、惜しいScrumでした。

一歩目から内側に入ってしまうと、まともに組み合っていないと判断されてしまいます。

あるレフリーと話してる時、同様の形のScrumについて話が出ました。

個人的には、イン組(今回のScrumの事)は容認しつつも、動き方によって判断してほしいと考えてます。

Scrumが分かれば、ラグビーはもっと楽しくなります。

読者の皆さんがScrumを理解して、ラグビー観戦がもっと楽しくなるように発信していきます。

引き続きScrum Love Club及び管理人を宜しくお願い致します。

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