ウィニングカルチャー

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勝ちぐせのある人と組織のつくり方

著者 中竹竜二氏

コーチングの勉強をするために購入した中竹氏の著書の1つ。

読んだ後、自分の今までの経験から組織文化について考えてみた。

選手からコーチになった大学3回生、

どうすればクラブに貢献出来るかを考えた上での決断だった。

3回生も4回生も下のチーム(C・Dチーム)を担当していた。

そこで感じたのは、凄く良い素質を持ちながら上のチームに絡めず腐る選手が多かった事。

毎年有望な選手が入部するが、怪我やその他の誘惑に負けて伸び悩む選手が多かった。

(自分は有望じゃ無い上に、怪我が多かった)

コーチとして出来るのは、スクラムを強くする事だけ。

人事権は無いし、選手達の方が自分よりもラグビー理解度が高いことは明らかだった。

逆に、自分よりもスクラムに対して、熱量高く取り組める選手が居なかった。

まず、スクラムに拘る選手を作る事

そして、スクラムに勝って、試合に勝つ事を目標にした。

結果的に、最終戦天理大学に負けてしまったが、そこまで春秋通して黒星無しのチームを作れた。

卒業して5年以上経つが、あの当時一緒に頑張ってくれた選手・スタッフには、今でも感謝しかない。

今どこで何をしているか、分からないけど。

自分がしたのは、スクラムに拘る事と腐った選手のフォローだけ。

それしか出来なかったけど、選手時代よりは貢献出来たと思う。

今振り返ると、コーチングが楽しいと思ったきっかけだった。

社会人になり、県立伊丹、東大、今の愛知学院に携わらせて頂いているが、スクラムしか教えていない。

東大はイレギュラーな形だったけど、フロントロー達は僕の存在を受け入れてくれた。

スクラムに拘ってくれた。

最後の試合負けてしまったけど、スクラムで勝つシーンを見せてくれた。

今携わっている愛知学院も少しずつだけど、スクラムに拘る文化が出来ている。

東海No.1には遠いけど、そこに向かって進んでいる事は確実である。

今後は、スクラムで勝てる・試合に勝つスクラムを組めるように、選手達と邁進するのみである。

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