明治大学 vs 早稲田大学 

S東京ベイ
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試合結果

明治大学 24-28 早稲田大学

明治大学 823kg

早稲田大学 795kg

1st Scrum 05:39〜

明治大学陣22m内、早稲田大学ボールのスクラムです。

組み合った後、ヒットで優勢だった早稲田大学が前に出ました。

判定は、明治大学側のアーリープッシュでした。

レフリーが明治大学1番側に立っており、ボール投入前に明治大学がセンターラインを超えたと言う判断に至っています。

映像を見ている限り、早稲田大学が面で前に出ているため、判定が逆でも違和感はありません。

セットアップから見ていきます。

明治大学は、HOが姿勢を作っている所に両PRがバインドする形でした。

足幅を見ると、肩幅よりも狭くしていました。

HOの足幅が広くなると、その分だけフロントロー全体が横に広がります。

バインドの順番は1番→3番です。

1番は、HOの右肩甲骨から脇に掛けた位置をバインドしており、腕を使いながら密着感を出したい意図が伺えます。

右肩が埋まる事なく、身体を真っ直ぐに出来ており、立ち位置も凄く良かったです。

対して3番は、立ち位置が1歩後ろで勿体無さが感じられます。

3番が後ろに立つ事で、スクラム全体が後ろに引っ張られやすくなります。

スクラムの構造上、HOと3番は前後左右に人が居ます。

その2人が前後に動く事で、スクラム全体が動きやすくなります。

HOがスリムに、1番の立ち位置も良かっただけに、全体として勿体無いです。

バック5は1番側のフランカーのみ角度を付けてセットしていました。

1番側主導に前に出るとしても、3番は真っ直ぐ耐えておく必要があります。

立ち位置が揃うだけで、より良いスクラムが組めるようになります。

対して早稲田大学は、HOが直立した状態から3番→1番をバインドしています。

無理やりPRを寄せる事なく、自然体でバインドしていました。

腕を使って無理やり寄せようとすると、両PRの身体が傾きやすくなります。

その分、早稲田大学のセットアップはフロントロー全員が姿勢を崩さずセット出来ます。

ただ、その中でも1番側の右肩が埋まる事は気にしているようでした。

バック5は明治大学同様に1番側のみ角度を付けてセット、全体的に↖️へ傾いているように見えました。

ヒットは早稲田大学優勢、身体の向き/低さで勝っており、バック5との連動も上手くいったからです。

膝の高さを比較しても、早稲田大学の方が握り拳1個低く、拘りが見えます。

バック5との連動が途切れた時は、28:51〜のように押し切れない場面も見られたため、秋に向けて精度を高めていきたいところです。

Best Scrum 68:52〜

早稲田大学陣ゴール前5m、明治大学ボールのスクラムです。

組み合った後、早稲田大学1番がスクラムを崩したためコラプシングの反則を取られています。

ヒットするタイミングで、左肘を絞っていたため、スクラムの内側に巻き込まれる形で崩れています。

よく1番の左肩が先行すると良くないと言われるのですが、今回のスクラムが良い例になります。

スクラムの構造上、1番は右側にしか相手が居らず、崩さず組むためには相手3番と正面で組む必要があります。

対して3番は両サイド(HOと1番)に相手がいるため、理論上はどちらかと組めばスクラムが成立します。

ScrumReviewで圧力の方向を取り上げるのは、『誰と誰の圧力が結びついているか』を可視化するためです。

FW16人が腕を離した状態で作るアートを理解する上で、凄く重要な要素になります。

今回の場合、セットアップの段階で間合いが遠かった点、及び左肩が巻き込まれた事によりスクラムが崩れました。

また、明治大学3番がヒットの時に右肘を折るような形で圧力を掛けてきた事も影響しています。

腕の絞り方もPRに求められるテクニックの1つです。

ただ、ヒットした瞬間にすると、崩したと判断される可能性があるため、気を付けたい所です。

駆け引きの手段は多い方が良いので、腕を折るだけではなく、敢えて圧力を掛けない/外側に張り続けるなども試したい所です。

何はともあれ、反則を起点に得点を重ねており、Best Scrumでした。

『スクラムをシンプルにわかりやすく』

引き続きScrumLoveClubを宜しくお願いいたします。

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