試合結果
福岡工業大学 30-29 朝日大学
福岡工業大学 304kg / 755kg
朝日大学 292kg / 818kg
1st Scrum 1:58〜
福岡工業大学陣10m-22m、朝日大学ボールのスクラムです。
組み合った後、朝日大学が前に圧力を掛けますが、ボール投入後にフッキングしていないため、フットアップの反則を取られました。
押し合いの制限が無い大学・社会人カテゴリーでは、珍しい反則でした。
ヒットで勝った勢いで前に出たい気持ちは分かりますが、フッキングはして欲しいですね。
セットアップから見ていきます。
朝日大学は、珍しく3番オーバーのセットアップでした。
全体的な重さもあり、力強いスクラムが特徴です。
今季携わった愛知学院大学が朝日大学と対戦した際も、スクラムでやられた記憶があります。
3番を軸に、1番及び1番側のフランカーはアングル気味、3番側のフランカーは真っ直ぐセットしていました。
3番に圧力を集めて、そこを起点に前に出たい意図が考えられます。
対して福岡工業大学は、朝日大学3番を1番・HOで押さえ込む形でした。
HOの寄せ方も綺麗ですし、全体的な密着感が凄く高いです。
マクドナルドのMのように柔らかい形を作っていました。
セットアップの密着感に対して、足の下げ幅が大きい印象を受けました。
ヒットは朝日大学優勢、福岡工業大学3番の姿勢を完全に崩せているため、勿体無い反則でしたね。
ヒットで勝ったから、組み合った後前に出ているから
それは、フッキングをしなくて良い理由にはなりません。
ただ今回は、フッキングしなかったのではなく、前に出る勢いが強くてフッキング出来なかったと考えています。
意図的にフッキングせず、前に出て行くチームが見られますが、反則です。
Best Scrum 20:22〜
ハーフライン上、朝日大学ボールのスクラムです。
ヒットは朝日大学優勢、組み合った後は福岡工業大学が盛り返してスクラムを押し切りました。
凄くスレンダーなセットアップで、重さの不利を覆しました。
1st Scrumと比べて間合いが遠かった事が良かったかなと感じました。
足の下げ幅も小さく、全体的なぐらつきも小さいです。
また、フランカーが通常のセット位置よりも1歩ロック側へ寄ることで、よりPRのお尻を押しやすくなります。
1st Scrumの場合は、ヒットの段階で福岡工業大学の姿勢が崩れていましたが、今回は姿勢を崩し切れていません。
FWの密着感は、福岡工業大学の方が良かったので、カウンターを喰らったと考えています。
福岡工業大学1番側が外側に膨れながら前に出ており、際どい部分ではありますが、朝日大学の姿勢が崩れているため、コラプシングを取られました。
スクラムを組む上で体重が重たいのは、アドバンテージになります。
その上で、重さをどう活かすかを考えたいですね。
今回は、相対的に軽い福岡工業大学が重さをコントロール出来たスクラムでした。
久しぶりに目が覚めるスクラムで、ワクワクしましたね。
福岡工業大学は、次の関西学院大学(関西3位)とのスクラムバトル期待しています。
朝日大学は、東海学生リーグの代表として凄く誇らしい試合でした。
また来年、大学選手権で見られる事を楽しみにしています。
『スクラムをシンプルに分かりやすく』
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