関東学院大学 vs 日本大学

大学ラグビー
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試合結果

関東学院大学 52-28 日本大学

関東学院大学 322kg / 820kg

日本大学 280kg / 750kg

1st Scrum 07:21〜

関東学院大学陣10m上、日本大学ボールのスクラムです。

組み合った後、日本大学が関東学院大学の圧力に耐え切れず後ろに下がったため、コラプシングの反則を取られました。

日本大学3番生方選手がヒットの時点で姿勢が崩れているからだと思います。

ただ、関東学院大学1番藤松選手もヒットの段階から頭が下がっており、難しい判定でした。

セットアップから見ていきます。

関東学院大学は、HOが同じタイミングで両PRをバインドした肩を出しています。

バインドの位置を見ると、3番がHOのお尻付近を持っており、身体を真っ直ぐにしながら相手1番とHOの間を狙うセットアップだと考えられます。

印象的だったのは、ロックが内側の手を使って、PRのパンツを捲っていた点です。

多くのチームが、PRの股に手を通す→頭を入れるだけの所、細かい点も拘っている事が分かりました。

ロックのグリップは、PRと密着感を生み出すために、凄く大切です。

また、順手か逆手かによって肩の出し方が変わるので、意識したいですね。

フランカーは、1番側のみ角度をつけてセットしています。

ロックよりも1歩前にセットしているのは、1番をスクラムの内側で勝負させたいためです。

対して日本大学は、セットした位置からHOが半歩後ろへ下げました。

スロットは被るようにしていますが、間合いは自分達のセットアップが取れる位置まで下げたと考えます。

1番→3番でバインド。3番の肩が抜けていなかった影響か、肩を出す際に外側へ開いています。

最初の形だと組み辛いと思いますが、外側に開くと3番だけが孤立します。

身体や足の位置を調整したいですね。

バック5は真っ直ぐ、関東学院大学と比べて膝を詰めてフロントローに寄っていました。

組み合った後は、関東学院大学が前に出てスクラムが崩れました。

バインドの段階で、日本大学は綺麗な形を作れていたのですが、関東学院大学と比べて高くなっています。

そのため、組み合った段階で関東学院大学が身体1枚下から圧力を掛けられます。

また、ヒットの伸び幅も関東学院大学の方が良く、日本大学が受けてしまった印象でした。

アーリーエンゲージか迷う部分はありますが、姿勢が完全に崩れているため、コラプシングを取られたと考えます。

Best Scrum 77:47〜

日本大学陣22m付近、関東学院大学ボールのスクラムです。

組み合った後、関東学院大学が1番主導で前に出て圧力を掛けました。

圧力に耐え切れず、日本大学が顔を上げたため、ヘッドアップの反則を取られました。

関東学院大学は、前半と比べてフランカーがよりスレンダーにセットしていました。

フランカーが膨らむと、PRのお尻に肩が当たらず、推進力が弱くなります。

今回の場合は、ロックとフランカーの押しがダイレクトにPRに伝わっている感覚を覚えました。

関東学院大学3番が日本大学1番に対して、外側に張り続けた点が良かったですね。

1番主導の場合、3番が内側に逃げる傾向が強いのですが、外側に張り続けた事でより1番が前に出やすくなります。

3番が内側に行くと、相手1番から来る圧力がHOを通して1番に伝わります。

そのため、前に出ようとしても右斜め上から圧力を受けるため、外側に膨れやすくなります。

お互いの1番が前に出る事で、スクラムが回転して、組み直しとなります。

今回のように、3番が相手1番を抑え込めていれば、1番が相手3番を押し込めば、自然とスクラムが前に出ます。

主導の逆側にいる選手が、対面の相手と勝負出来るか・勝てるかで結果が変わります。

勿論、接続部にいるHOの細かいコントロールも重要ですね。

細かい話は、現場の選手と対話しながら考えていきたい所です。

関東学院大学は、残りの試合結果次第で、大学選手権に出られます。

昨季から今季まで、1シーズン積み上げてきた事を存分に出した試合でした。

日本大学は、47:57〜や57:31〜のような低くて密着したスクラムを組めたら、入替戦vs中央大学も優位に進められるかなと思います。

スクラムに拘り抜いているチームなので、最後スクラムの大輪を咲かせて欲しいです。

『スクラムをシンプルに分かりやすく』

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今後も精力的に活動しますので、引き続き宜しくお願い致します。

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