横河武蔵野Artemi-Stars vs 日本体育大学ラグビー部女子

女子ラグビー
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試合結果

横河武蔵野Artemi-Stars 19-10 日本体育大学ラグビー部女子

横河武蔵野Artemi-Stars 241kg / 582kg

日本体育大学ラグビー部女子 224kg / 577kg

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1st Scrum 03:21〜

日体大女子陣22m内、アルテミボールのスクラムです。

組み合った後、アルテミが前に圧力を掛けるも反則なく、ボールアウトとなりました。

マイボールなのでキープしても良さそうですが、スクラムが停滞したため、ボールを出したと考えています。

セットアップから見ていきます。

アルテミは、HOが低くしゃがんだ位置に両PRが合わせる形でセット。

バインドは、1番→3番の順番でした。

胸のラインを真っ直ぐにして、両PRの肩を前に出しています。

バック5は、1番側のフランカーのみ角度をつけてセットしています。

3番側のフランカーは、頭より身体をロックに寄せる事で、真っ直ぐよりやや内側に圧力が掛かるようにしています。

No.8は片膝をついて、バインドの段階までロックを支えています。

フロントローがバインド→ロックが膝を浮かせる→No.8が姿勢を作る形なので、セットスピードが遅くなります。

姿勢が綺麗なので良いスクラムを組めますが、バック5の姿勢を早く取れると今より更に良いスクラムが組めると考えています。

対して日体大女子は、HOが下に沈み込んでから両PRがバインドしています。

しゃがむは足を動かして低くなる事、沈み込むは足を動かさずに低くなる事と捉えています。

なので、両チームのセットアップは言葉は似ていても、別物です。

バインドしてから両PRが左右に開く形で肩を出しています。

日体大女子1番 峰選手は、HOより1歩前で股関節を割って低くセットしています。

バインドの張り方も真っ直ぐで、フロントロー全員がこの低さ・このセットアップで組めたら強いなと感じます。

静岡BR 1番山下選手を彷彿させるセットアップで、凄く好みです。

バック5は、両フランカーが角度をつけてセットしています。

No.8は両肩をつけていますが、ロックを引くために1歩下がった位置にセットしていました。

ヒットは互角でした。

ただ、画面手前側アルテミ3番加藤選手が日体大女子1番峰選手の姿勢を崩せています。

日体大女子1番峰選手は、被る位置にセットして良いヒットしたものの、左肩が先行して身体が傾いています。

その状況に対して、アルテミ3番加藤選手が右側に弾きながら、右腕を絞っています。

姿勢が崩れている所に、首と腕で窮屈にする事で、相手の頭が下がり、背中を丸めることが出来ます。

日体大女子1番峰選手としては、スクラムを崩さない事が優先され、窮屈な状態で耐える事に意識が向きます。

更に圧力を受けると、組み合った姿勢を保てず、身体が後ろに行き上半身が浮き上がります。

下半身が真っ直ぐになり、耐えきれず更に下がる事になります。

画面奥側の状況は分かりませんが、スクラムの状況を見る限り、アルテミ1番が日体大3番を押し込んでいるように見えました。

その後、フロントローが浮き上がって停滞したため、ボールアウトとなりました。

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Best Scrum 76:10〜

日体大女子陣10-22m、アルテミボールのスクラムです。

組み合った後、アルテミが22m付近まで押し切り、ボールアウトとなりました。

スクラムが崩れていない、また90°以上回転していないため、反則はありません。

日体大女子もスクラムを組み込んできたからこそ、押されても反則なく組み合えたと考えています。

細かいセットアップは分かりませんが、見えた部分を取り上げます。

日体大女子3番萩原選手は、HOより1歩前に立って相手HO側に傾けてセットしていました。

ハマれば、相手HOを挟みながら前に出られる可能性があるので、興味深いセットアップです。

対してアルテミ1番加藤選手は、3番からスイッチしています。

肩の出し方は綺麗で、立ち位置後1歩前でも良かったかなと感じます。

前に出られる強さがあるので、最初から前に出ておけば、今より楽に前へ出られると考えています。

ヒットは互角でした。

組み合った直後、スロットが半身ズレた状態になり、日体大女子1番側が外側へ流れてアングル気味になります。

対してアルテミ1番側は、外側に流れつつも身体は真っ直ぐを保っています。

半身ズレた状態で、外側に足が流れてアングル気味になるのか、真っ直ぐ組めるのかで結果が変わってきます。

フロントローの向きが、日体大女子↗️⬆️⬆️アルテミ⬆️⬆️⬆️なので、必然的にアルテミが前に出やすくなります。

スロットがズレているので、1番主導で相手のいない空間へ押す→HO・3番は相手の間にアプローチしながら真っ直ぐ前に出る事で、スクラム全体を前に動かせます。

狙った訳では無いと思いますが、綺麗な形で前に出られています。

また、アルテミ1番加藤選手が前に出る時に内側の足から踏み出しているので、HOとの密着感が薄れません。

Line-outモールで回転させながら前に出るように、圧力の方向をズラしながら押したスクラムでした。

強い1番、特に真っ直ぐ強く押す力がある1番がいる場合、凄く有効的な組み方です。

HO・3番は、対面と組むより間にアプローチする意識でいいと考えています。

セットアップからズラす方法もありますし、今回のように組み合った後に圧力をズラす方法もあります。

スクラムって面白いなと思いながら、見ていたスクラムでした。

『スクラムをシンプルに分かりやすく』

日頃からScrumLoveClubをご覧頂きありがとうございます。

今後も精力的に活動しますので、引き続き宜しくお願い致します。

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