試合結果
Japan 19-62 New Zealand
Japan 260kg / 636kg
New Zealand kg / kg
↓女子ラグビーワールドカップ2025 イングランド大会🏴登録メンバー
1st Scrum 08:20〜
Japan陣22m付近、Japanボールのスクラムです。
組み合った後、New Zealandが圧力を掛けるもJapanが耐え切りボールアウトとなりました。
第1戦とメンバー変わらず、1戦目と比べると間合いが遠い印象を受けました。
New Zealandは、ロックがスプリットでセットしながら膝を浮かせており、バインドの段階で前に圧力が乗りやすくなります。
ただ、フロントローの密着感もそこまで高くなく、高さもバラバラでした。
セットアップだけ見ると、Japanの方が優位に立てるはずです。
バインドも先手を取れており、その点は凄く良かったです。
欲を言えば、間合いが遠いので真っ直ぐ張りたかったです。
真っ直ぐ張ることで、相手を後ろの位置で止めつつ、ヒットで前に出る事が出来ます。
いつもより広い間合いでやり辛さがありますが、より張れたら良かったです。
また、低さと密着感がJapanの武器になるはずですが、相手の高さに合わせてしまった印象を受けました。
そのため、New Zealandのバラバラな高さにJapanも合わせる事になり、結果として段差が出来ています。
相手があってスクラムが成立するので仕方ないのですが、自分達の位置を崩さず組みたかったです。
ヒットはJapan優勢でした。
New Zealand 1番がジャンプするような形でヒットしており、左足が大きく前に出ています。
また、Japan 3番も膝が伸び切りすぎて、身体のコントロールが効かなくなっています。
そのため、New Zealandがアングル気味に入ってきた所に対する圧力がなく、煽りを受ける形でボールアウトとなりました。
いつもより間合いが遠かった事、意図的に取っていたのかも知れませんが、あまり効果的には見えませんでした。
スペイン戦に向けて、ここをどう調整するのか楽しみにしています。
Pickup Scrum 54:15〜
New Zealand陣10-22m、Japanボールのスクラムです。
組み合った後、New Zealandがアングルの反則を取られたシーンです。
1st ScrumとBest Scrumでは、New Zealandに対して、スロットをずらず組んでいました。
それに対して、Pickup Scrumは、1歩分スロットをズラしています。
その結果、New Zealandが同じ形で前に出た時に、角度が強くなったと考えています。
レフリーが、New Zealand 1番側に立っていた事も大きいですね。
完全に崩されているので、決して良いスクラムとは言えません。
それでも、反則を貰えたのは助かりました。
Best Scrum 18:37〜
Japan陣22m内、Japanボールのスクラムです。
Japanの組みたいスクラムが体現されています。
・フロントローの立ち位置
・胸のライン
・お尻の位置
が綺麗に揃っています。
その面に対して、バック5が真っ直ぐセットしてヒットで伸び切る。
細かい所を見れば、もっと見つかりますが大きく分けるとこんな感じです。
第1戦と比べて、フロントローの密着感が少し弱いですが、安定して組めていました。
Springboksを彷彿させる組み方で、このスクラムを組めば、New Zealandだろうがスクラムに集中せざるを得ないです。
これを80分間、毎回のスクラムで体現して欲しいですね。
それを体現する力を身につけるために、前回大会から3年間積み上げてきたはずです。
残念ながら決勝トーナメントには、もう進める可能性はありません。
でも、まだスペイン戦が残っています。
1ファンとして、Sakuraが満開している所をみたいです。
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