浦安D-Rocks vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ  

LeagueOne
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試合結果

浦安D-Rocks 27-24 三菱重工相模原ダイナボアーズ

浦安DR 324kg / 863kg

相模原DB 333kg / 902kg

1st Scrum 09:03〜

相模原DB陣10上、相模原DBボールのスクラムです。

組み合った後、殆ど動かずボールアウトとなりました。

セットアップから見ていきます。

浦安DRは、HOがセットした位置に両PRが合わせてセットしていました。

フロントローの立ち位置は揃っているように見えました。

HOを中心に→のような形で肩を出しており、内側に圧力を集中させたいのかなと感じました。

また、フロントローがお尻の面を丁寧にロック側へ見せているため、肩のズレが少なくなります。

バック5は真っ直ぐ、クラウチの段階でフランカーが膝を浮かせていた所が印象的でした。

対して相模原DBは、HOが浦安DRに被る位置にセットしました。

バインドは1番→3番で、脇から肩を出して身体を真っ直ぐにしていました。

バック5も真っ直ぐで、凄くシンプルなセットアップでした。

浦安DRと比べて重さの優位性があるため、そこを上手く活かしたいのかなと感じました。

特段ヒット後も動きがなく、安定したスクラムでした。

Best Scrum 39:27〜

ハーフライン付近浦安DR陣、浦安DRボールのスクラムです。

組み合った後、少し安定しますが浦安DRがボールキープしながら前に圧力を掛けてスクラムが崩れたため、相模原DBがコラプシングの反則を取られました。

1st Scrumとの違いは、セットアップ時のスロットです。

1st Scrumと比較すると、左側へ1歩ズレており、通常のスロットに戻りました。

そのため、浦安DR 3番金選手が相模原DB 1番蔡選手の右上後頭部から圧力を掛ける事が出来ます。

原則、耳と耳が擦れる位置で頭の取り合いは駄目なのです。

ただ、スロットが被る位置の勝負では無いので許容されています。

スロットが被っていると、完全に頭と頭がぶつかってしまうため、組み直しになります。

この段階で、相模原DB 1番・HOの隙間が少し広がりました。

その上で、バインド時に浦安DR 3番金選手が右足を1歩内側へ畳んでいます。

バインドの張り方を見ても、1番とHOの間に身体を入れながら、HO側に圧力を掛けたい事が分かります。

結果的に、浦安DRがバインドで圧力を掛けながら、ヒットまでに自分達の組みたいスクラムを整えています。

ヒットは浦安DR優勢、相模原DBはセンターラインを取られて窮屈になっています。

組み合った後安定していましたが、浦安DRのバック5が足を詰めて前に出てきたため、圧力を受けて相模原DBがスクラムを崩しました。

画面奥側の詳しい状況は分かりませんが、低い位置から突き上げられるように押されているため、面で浦安DRが前に出られた事が分かります。

3番側が安定していて、1番が前に出られたらスクラム全体を動かしやすいです。

今回は、浦安DR 3番側が優位な所に1番側が前に仕掛けたため、上手く押し切れたと考えます。

逆転勝ちの浦安DRは、良いスタートを切れましたね。

昨季課題だったスクラムも改善されており、今シーズン台風の目になるか注目です。

対して相模原DBも、スクラムは改善されている模様です。

上手く組み合えなかった場面もありますが、新加入の浅岡選手・ピーター ・ショルツ選手と言った強い3番が居るので、凄く楽しみにしています。

『スクラムをシンプルに分かりやすく』

日頃からScrumLoveClubをご覧頂きありがとうございます。

今後も精力的に活動しますので、引き続き宜しくお願い致します。

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