豊田自動織機シャトルズ愛知 vs 浦安D-Rocks

LeagueOne
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試合結果

豊田自動織機シャトルズ愛知 43-42 浦安D-Rocks

S愛知 319kg / 890kg

浦安DR 327kg / 903kg

1st Scrum 20:39〜

浦安DR陣22m内、S愛知ボールのスクラムです。

組み合った後、スクラムが崩れて、浦安DRがコラプシングの反則を取られました。

セットアップから見ていきましょう。

浦安DRは、セットした位置から半歩後ろに下げています。

重さの優位性はあるものの、そこまで大きな差では無いので、ヒットで勢いよく前に出たかったのかなと考えています。

3番側は分かりませんが、1番側のフランカーは真っ直ぐセットしていました。

HO 藤村選手は、両PRの背骨付近に腕をおいてバインドしています。

そうする事で胸を張りながら、両PRとの隙間を埋める事ができ、密着感が生まれます。

対してS愛知も、同じような形でバインドしていました。

肩が前へ入っている気になりますが、しっかりと寄せられています。

フランカーは1番側が少し角度をつけていました。

その他は特筆すべき事が無いオーソドックスな形です。

D2のチームを見るのが初めてなので、シーズン中どのようなセットアップをしていたか分かりません。

間合いが遠いため、バインド時にぐらつくシーンが見られました。

浦安DRは殆ど動かず、S愛知はやり辛さがあったのか少し上下にブレていました。

映像を見ていると、S愛知 3番高橋選手のバインドの張り方が綺麗だと感じました。

体重を乗せ切るためには、腕を伸ばし切るのが大事です。

今回の高橋選手は、腕を伸ばしてからバインドしています。

そうする事で、バインドしてから腕を伸ばすよりも格段に早く圧力を掛けられます。

組み合った後、内側に圧力を掛けたい場合は有効的です。

逆に、バインド時に外側へ張って、そのまま外に行く・外→内の場合はあまり有効的ではありません。

三重県の朝明高校から入団しており、年齢を考えると管理人と対戦経験があるかもしれません。

実際に映像を確認したところ、S愛知 3番も内側に入り込んでおり、双方に崩す要因があります。

ただ、浦安DRの自立せずに崩れたと判断されたため、コラプシングを取られました。

1番の肩がスクラムの内側に入りながら崩れると、レフリーから見ると崩しているように見えます。

この試合の32:01~及び三重H vs 花園Lの試合でも確認されており、気をつけたい部分です。

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