横浜E vs 神戸S

LeagueOne
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本日のテーマ

本日は、LeagueOneプレシーズンマッチ 横浜キヤノンイーグルス vs コベルコ神戸スティーラーズの試合を解説していきます。

開幕まであと1ヶ月となったLeagueOne、開幕戦に向けた各チームの仕上がりが分かる一戦となっています。

昨シーズン3位と飛躍のシーズンとなった横浜Eは、今年も上位を狙えそうですね。

埼玉WK・S東京ベイに対してどこまで対抗出来るか楽しみにしています。

神戸Sは昨シーズン同様、不安が残る試合内容でしたね。

経験豊富な選手から若く才能あふれる選手まで数多く在籍しています。

トップリーグを制した2018-2019シーズン以来の優勝を目指します。

それでは、試合結果・1st Scrum・Best Scrumを見ていきましょう。

試合結果

横浜キヤノンイーグルス 38vs12 コベルコ神戸スティーラーズ

1st Scrum 00:20~

気になる1st Scrumは00:20~です。

神戸S陣22m上、神戸SボールのScrumです。

ベテラン揃いの神戸Sに対して、若手も入り混じる横浜Eの一戦でした。

神戸Sは京都産業大学出身の山下選手を筆頭に、外側→内側に入る組み方なのかなと考えてます。

セットした時点から頭の取り合いが始まっていましたね。

セットアップは、両チーム共にバック5が真っ直ぐセットしていましたね。

神戸S7番のみ少しだけ角度がついていた印象です。

バインド後の動き幅も小さく、コンパクトに組み合った印象です。

優勝に向けて良い準備が出来ている証拠ですね。

ヒットも互角でした。

神戸S3番山下選手が上から圧力をかけるも、横浜Eが身体全体で支えて耐え切りました。

山下選手の場合、膝だけではなく、身体全体で圧力を掛けてくるため、1番からすると相当しんどくなります。

また、力を掛ける方向も少し内側にしているため、1番側が少しでもHOとの間が割れるとScrumが崩れてしまいます。

そのため、いつも以上にHOに寄る必要があります。

今回の場合だと、左足がもう一歩右側にあると楽に組めたのかなと考えられます。

HO同士の闘いでは、横浜Eが優勢だったため、山下選手を抑える事ができました。

横浜E3番祝原選手も良い感じで組めていましたね。

新加入の選手も良い具合にチームに溶け込んでいる様子です。

両チームの膝の感じを見ていると、1st Scrumだったから、敢えて押しに行かなかったのかなと考えています。

時間も早かったので、Scrumの勝敗を決めに行くには早すぎたのかなと思われます。

Best Scrum 35:38~

気になるBest Scrumは35:38~です。

横浜E陣ゴール前5m、神戸SボールのScrumです。

12点差を追う神戸Sにとっては、ゴール前でチャンスの場面でした。

ここでトライを取り切れると流れを取り戻せたのですが、結果は神戸Sのコラプシング、横浜Eボールとなりました。

非常に難しい判定ですが、ヒットした時点で神戸S側が下向きに圧力を掛けていた事が反則を取られた要因だと考えられます。

また、落ちる際に神戸S3番側のバインドが外れている事を考えると、わざと落としたと判断されたのかもしれませんね。

落ちてからバインドを外したのか、バインドを外したから落ちたのかは定かではありませんが、バインドを外すのはお互い危険性が高いので、気を付けたいところです。

横浜Eのセットアップは綺麗でした。

1st Scrumと比べてより一層まとまりあるScrumが組めていたのかなと感じます。

特に、1番側がHOに対して寄れていたので、神戸Sからの外側に対する圧力に対抗する事が出来ました。

対する神戸Sは少し間が広かった印象です。

わざと扇の形にセットした可能性もありますが、所々に隙間が出来ていました。

バインド時もバック5含めて殆ど動かなかった横浜E対して、神戸Sは全体的なブラつきが大きかったですね。

映像で見る限りヒットは互角でしたが、細かいところで横浜Eが優勢だったのかなと感じています。

個々で強い選手が集まれば、Scrumが強くなるわけではありません。

お互いの組み方や特徴を理解した上で、チームとしてどう体現するかを考えていきたいですね。

終わりに

本日は、LeagueOneプレシーズンマッチ 横浜キヤノンイーグルス vs コベルコ神戸スティーラーズの試合を解説しました。

LeagueOneも開幕に向けた試合が始まりましたね。

プレシーズンマッチも配信してくれるJ sportsに感謝します。

年末年始はラグビー三昧に出来るように、今から良い準備をしていきたいですね。

Scrumをもっと理解して、ラグビー観戦がもっと楽しくなるように発信していきます。

本日もご覧頂きありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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