本日の試合
Twitterに投稿したままのScrumReviewです。
ウェールズ🏴vsアルゼンチン🇦🇷
Scrum Review
1st Scrum 02:11〜
アルゼンチン陣22m付近、アルゼンチンボール
アルゼンチンのセットアップ綺麗でしたね。
8人の背中のラインが平行になっていて、バインドでの動き幅も非常に小さかったです。
ヒットは、やや🇦🇷有利だったかなと感じています。
というのも、ヒットした場所は五分五分だったのですが、その後少しだけ🇦🇷が前に出ています。
総体重で11kg劣る相手に対して、ヒット後にバック5が足を詰める事で前に力をかけています。
ほんの数センチの話ですが、そこが大事です。
足を詰めるメリットとしては、膝の溜めを作れることかなと考えてます。
膝の溜めがある事で、前にも後ろにも動けます。
逆に、膝が伸び切ってしまうと、 自立が無くなり、思うようにScrumをコントロールできなくなります。
重さがある選手でも、膝が伸び切ると負けることはよくあります。
また、両チーム3番側の肘の向きが気になります。
・頭より後ろにあれば力が入らない
・肘が天井を向いていると、Scrumを故意に崩してるように見える
など、 安全な Scrumを組む場所とは言えません。
特に、下向きに力が掛かってしまうと大怪我の原因に繋がるので気をつけたいところです。
Best Scrum 34:36~
アルゼンチン陣ハーフ-10m、アルゼンチンボールです。
🏴1番側が外側からアプローチした事により、アングルの反則を取られました。
一見、🏴が押したように見えますが何が反則でしょうか?
答えは既に書いた通り、押す角度です。
今回🏴側が押しましたが、1番側が外側に足を踏み出して、身体を1時の方向に向けながら前に出ました。
反対側の映像で見えにくいですが、近くの白線と比べてみてください。
🏴の選手が右側に傾いてません?
良かったら映像見てください🍀
対するアルゼンチン1番側は、相手に対してまっすぐ組み合っています。
バインドで足を下げる際に、外側ではなく、真っ直ぐ下げているのは素晴らしいですね。
足の調整をした部分は気になりますが、1番の選手の参考になります。
基本真っ直ぐです。
組み合った後、時計回りに回転した結果ウェールズがアングルの反則を取られました。
レフリーも1番の選手がアングルの反則ですよーって教えてくれてますね。
アングルの反則って印象に残りやすいです。
もし、次のScrumは正当に押したとしても、時計回りに回転した場合、反則を取られやすくなります。
何が正解か、私もまだ分からない部分は多いですが、とりあえず1番側は右足主導で動く事をオススメします。
そのために、1対1や3対3で上下前後左右に動く練習が必要になります。
#RWC2023
#WALvARG
#Scrum
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